アニメ映画『時をかける少女』観ました

面白い!メチャクチャ面白い!!

もうね、スタッフロール流れてもだれも立たない。超おすすめ。


舞台は学校メインなんですが、会話が自然なんですよね。いかにも高校生っぽい会話で『アニメアニメしてない』のが逆に面白い。棒読みではなく、意味のあるセリフも『〜じゃね?』とかいって、新鮮で面白い。

『学校の1コマ』をスナップ写真したような見せ方もあって、『学校の空気』を高いレベルで再現してる。一場面一場面が楽しい。


また、主人公がすっごい元気。すごい走り回っています。セリフで笑わせるギャグじゃなくて、動きで笑わせる。


で、これが一番面白い部分なんですが、主人公の心の動き、葛藤が面白い。
怒ったり、笑ったり、泣いたり、楽しんだり・・・めまぐるしく変化するが、それがどれも必然なのだ。物語がそうさせるのだ。
貞元義行の線の細いキャラ絵もマッチしてます。


一分一秒が楽しめました。展開に無駄がなく、かといって『間』取るべき時にはしっかりスローモーションつかったり。上映時間は1時間30分とは信じられませんでした。

『一緒に時をかけていた?』と思わされるくらい長く、質の高い時間でした。


もう一回観たかったな〜 しかし電車で一時間近くかかる上、一日一本しかしてないんだよな・・・ もったいねー! DVD絶対買うぞ!!


個人的にSF要素と恋愛要素もツボでした。