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-「カルドセプト」第5巻買いました。
遊戯王関係ないじゃん!
いや!同じカードジャンルだし、バトルも「デュエル!」いうから大丈夫だ!!たぶん。
ゲームでやったのは2001年に発売されたドリキャス版「カルドセプトセカンド」だけです。PS2で2002年発売した「エキスパンション」からも3年ほど経過してますが、コミックスのテンションはまったく下がっていません。
ゲームのカルドセプト知らない人に簡単に説明すると、ボードゲームパートで土地を手に入れ、サイコロを振る代わりにバトルやアイテム、魔法でカードを使います。他の人が土地に止まるとお金が奪えます。
こういうゲーム原作は、元ゲームのルールに縛られてツマらなくなることが多いのですが、作者のかねこしんや氏は独自の深い世界観を保ちつつ、いい感じにゲームの要素も入れていて、面白いです。
カルドセプト公式ストーリーと同様、カード全種類をコンプリートした者はどんな願いも叶えられるという設定なのですが、マンガでは前回コンプリートした反逆神バルテアスが世界征服目論んで世界はメチャクチャ、そういう過去がありつつも、現代は「黒のセプター」という悪い集団があと3枚まで集めてしまっています。
その内1枚「ホープ」を主人公ナジャラン、もう1枚「炎の王フレイムロード」をライバルの竜眼のゼネス、あとの1枚「水の王ダゴン」は正義のセプターズギルドが所有しています。盛り上がって参りました!
4属性の王(炎・水・風・地)は、マンガでは古代の超兵器的な役割になっており、1体出現するだけで国一つ破壊されるほどパワーがあるのですが、黒のセプターは「風の王」や「地の王」を量産しつつあるのが大変です。もう、最終回近そうですね。
唯一の心配は、少々コミックス発売の遅いところでしょうか?
4巻と5巻の間が1年5ヶ月ありました。連載中の月刊マガジンZで8ページの時や載ってない事もあったりして、スゴイです。
まあ第1巻から伏線が張られ、無駄なく進んでいるので大丈夫だと思います。某「○スタード!」のように、同じ敵と2年くらい闘ったりしないので安心!
絵がうまいです。ツボです。1コマ1コマイラストのように完成度が高く、迫力があります。
キャラクターデザイナーとしても活躍してらっしゃるようです。→ガンスタースーパーヒーローズ