いきなり今週のBREACHの感想(週間少年ジャンプ)

BLEACH 19 (ジャンプコミックス)

BLEACH 19 (ジャンプコミックス)

BREACH〜ブリーチ〜の原作を知らない方に、おおざっぱに説明するとオシャレなドラゴンボールって感じです。


サイヤ人にあたるのが死神で、斬魄刀(ざんぱくとう)という刀を使います。
ブリーチの中でスーパーサイヤ人にあたるのが卍解(ばんかい)という超必殺技で、とんでもない破壊力を持ちます。(死神十三番隊の隊長クラスしか会得できない。何十年も修行しないとダメらしい)
死神の世界は寿命とか関係ないらしく普通に百歳以上だったりするのに若いままなのです。
(ヒロイン?朽木ルキアも普通に40年前に養子になってる設定)


まあそんな中、人間の高校生・黒崎一護が、彼を助けた罪で尸魂界(ソウルソサイエティ)で処刑されようとしている朽木ルキアを助ける話が、『尸魂界編』で、3・4年ほどやってました。しかしもう、主人公の成長スピードがハンパなかったわけですよ!


ドラゴンボールだと1〜3年修行が普通ですが、1〜3日くらいの修行で劇的にパワーアップします。ルキア処刑までの1ヶ月くらいの間に何回も。
もうね、スゴイです。場合によっちゃ腹を刺されて、起きあがるまでの数秒の間、精神世界で修行して超パワーアップを果たしたり。


こんなパワーアップの激しい主人公と一緒だと仲間も大変!
ルキアを助けようと黒崎一護とともに、超能力を持つ3人のクラスメイト石田雨竜(霊力の弓)・茶渡泰虎(霊力の右腕)・井上織姫(治癒術)が一緒に尸魂界に来たわけですが、もう、主人公のレベルアップの速さにあっという間に置いていかれます。


まあ石田雨竜は大健闘でした。尸魂界で選りすぐりの死神13番隊の隊長一人と引き分けました。戦闘力がほぼゼロ井上織姫は、まあ、回復能力が重宝されるので最悪デンデとして活躍が期待されます。


悲惨なのが茶渡泰虎(さどやすとら)こと、チャドです。
13番隊隊長の一人にプレッシャーを与えつつも敗北その後3年ほど戦闘シーン無し、とまったく良いところがありません。これではヤムチャです。


ルキア処刑が陰謀と発覚、黒幕も判明。死神達に恩人扱いされ尸魂界編が終了したわけですが、新たな敵、破面(アランカル)が現在卍解も会得して超パワーアップした一護でも歯が立ちません。いわゆる少年誌的強さのインフラ。


当然チャドくんにいたっては、もはやセル編の亀仙人
一護に「退がっていてくれ、チャド」と言われ、「もうお前の背中を任されることはできないのか・・・」と、寂しそう(T-T)


そんなヤキモキさせられながら毎週読んでたら、今週ついに!ついにチャドくんが立ち上がりましたよ!

かつて尸魂界に行く前に黒崎一護を鍛えた、浦原喜助の前で、地面に膝と拳をついて「オレを鍛えてくれ。喜助さん」ですよ!
まあ悟空から1年遅れで界王様の元で修行するヤムチャとちょっとダブってしまいますが・・・このマンガのノリなら短期間で激パワーアップするので期待・大!!


以前は右腕のハイパー化にとどまるチャド氏でしたが、おそらく修行後はフルアーマーチャドに変身するかも!?(いやそれは)

これからの展開も目が離せませんな!

ゲームで興味を持った人は、ぜひ原作も読んでくれ!約束だぜ!?(だれ)